収穫から出荷まで

味見して納得できた木のみ採取します。

プラスチックの収穫かごの底に穴を開けたクッション材を敷き、枯れ枝をみかんに触れさせないようにとぶつかった痛みを軽減しています。

今まで選別には機械を使用してましたが、現在機械をほぼ使いません。だから機械はほこりまみれ。

選別はすべて手作業のみでやっています。

なぜなのか?

それは機械による選別をすると1~2週間後不味くなってしまうので、店舗で購入してくれたお客様がおいしく食べていただけるように。

何倍も手間はかかりますが手間に価値があると当園では思っています。

女性や高齢者のパートさんの足腰を痛めないようにこういうところに設備投資しています。

機械による押さえつけられ揉まれ転がされ落とされという実を傷める行為が自作選別台使用によりほぼなくなりました。

後ろの機械が完全に使われなくなった選別機です。

ここから下は長年みかんを痛めないようにしてきた工夫と努力です。

力のない女性でも丁寧な作業ができるように選別機を自作加工しました。


クッション性のある素材でスノコ状にしたため枯れ枝や落ち葉の侵入を防ぎ傷をつけずに1次選別ができます。

その後両サイドから二人の厳しい選別に合格したもののみ箱詰めします。

この短い行程がお客様のもとへ届くまでの劣化を防ぎます。

最後に軽量し最終チェック。鼻と目で異臭等ないか確認。

合格したもののみ封印し、うまみと香りを閉じ込めます。

※後ろに見える選別器は品質向上のために現在は使われておりません。

おいしいままお客様のもとにお届けできるようにしています。