農園紹介
広大な有田地域の中でもわずか10%しかない特においしいみかんができる場所が黄色部分。
ここに数々の有名な農園があります。
有田川の北側が秩父古生層の大地。
この中でもさらに10%しかない赤線で囲った結晶片岩の土壌、愛媛県日の丸みかんや静岡県三ヶ日みかんなどの高品質みかんの土壌と同じです。
当園の圃場の大半はここにあります!
有田の中でも有名ブランドの一つ「マル賢みかん」その中でも特に高品質なみかんの生産をされている場所も赤丸で囲った場所です。
当園では同じ場所で同じように作られているので味はほとんど変わりません。
日当たりがよく、水はけのよい山の斜面で栽培してます。
温州みかんに最も適したと言われる結晶片岩の土壌では宮川早生を栽培。
秩父古生層の土壌では不知火(デコポン)を栽培。
この付近の山は上から下まで全部みかん畑!極上のみかんができる場所の証し。先住人の方々がおいしい物を作るためにすべて手作業のみで計り知れない努力をしてきたことでしょう。
有田川北側の斜面1.5kmが田殿地区と呼ばれ有田で有名な農家や共選が多数存在します。
有田環境保全型農業研究会員で農薬使用を極力控えています。当園との違いは一目瞭然!
食べる人の健康を考え40年以上この栽培を続けています。
岩富農園の歴史
1920年代(大正後期)二代目
当時最高級のネーブルオレンジを銀座千疋屋にサクラサンキストの商標で納入。
上の写真は当時の本物
1950年代(昭和中期)三代目
ひし船出荷組合を成し栃木県宇都宮市で完熟トップブランドになる。岩倉富造の名前から屋号岩富農園と命名。
1976年(昭和51年)四代目
興津試験場卒業後有田地域でみかん栽培の指導を経験後、減農薬栽培に共感し見た目よりも味を求め市場出荷をせず群馬県高崎市民生協で産直で「がんこ完熟みかん」「みにくいアヒルの子」「段々畑のみかん屋さん」「味濃いみかん」と商標登録。
今も産直のみで全国各地に出荷してます。
2017年9月 五代目
農業を絶やしてはならないと一念発起!長年勤めた運送会社を退職。
和歌山県果実農協連合会の果樹技師の父親のもとで日々勉強をしてます。